翡翠は、中国では五徳(仁・義・礼・智・勇)を高めるとされており、その昔は金やダイヤモンドよりも高価な宝石として重んじられていたこともあります。
翡翠はダイヤモンドやルビー、サファイアなどの宝石に比べ、派手さでは少し見劣りするかもしれませんが、アジア人、特に日本人にはこのしっとり感、滑らか感、色合い、美しさ等がたまらなく心を和ませてくれる天然石なのかもしれません。
是非翡翠の魅力を堪能してみませんか。
これは石を構成している化学組成の違いによるもので、どちらも翡翠と言われていますが、厳密に言うと全く別の鉱物になってしまいます。
現在世界的に宝石として認知されている『翡翠』は硬玉(ジェイダイト)の方。
純粋な硬玉(ジェイダイト)は、白色ですが、鉄・クロム・チタンなどの含有量によって、緑や紫色に変化します。
中国ではネフライトしか採れなかった為、古代から宝石として使われていたのは、こちらの方。
元々『翡翠』とは、カワセミの意味で、最高級品とされた軟玉の色合いが、カワセミの羽に似ているところから由来しているようです。
しかし、18世紀以降ミャンマーより硬玉が輸入されるようになると、主流は硬玉に変わって行き、現在に至っています。
中国で安価で取引されている翡翠は、軟玉ですが、白く透明感のある軟玉は、硬玉よりも価値が有るとされ羊脂玉として高値で取引されているようです。
『翡翠の種類』でも記しましたが、翡翠に含まれている鉱物の含有量や、不純物などで色が変化していきます。 大きく分けると15色程度になると言われ、半透明・白・桃・ラベンダー・蒼・黒・黄色・橙・赤橙などが有ります。
また、5月の誕生石としてエメラルドと同様に数えられています。
翡翠はダイヤモンドやルビー、サファイアなどの宝石に比べ、派手さでは少し見劣りするかもしれませんが、アジア人、特に日本人にはこのしっとり感、滑らか感、色合い、美しさ等がたまらなく心を和ませてくれる天然石なのかもしれません。
是非翡翠の魅力を堪能してみませんか。
これは石を構成している化学組成の違いによるもので、どちらも翡翠と言われていますが、厳密に言うと全く別の鉱物になってしまいます。
■硬玉(ジェイダイト)
本翡翠と呼ばれています。現在世界的に宝石として認知されている『翡翠』は硬玉(ジェイダイト)の方。
純粋な硬玉(ジェイダイト)は、白色ですが、鉄・クロム・チタンなどの含有量によって、緑や紫色に変化します。
■軟玉(ネフライト)
硬度が硬玉(ジェイダイト)よりもわずかに低い翡翠、ネフタイト。中国ではネフライトしか採れなかった為、古代から宝石として使われていたのは、こちらの方。
元々『翡翠』とは、カワセミの意味で、最高級品とされた軟玉の色合いが、カワセミの羽に似ているところから由来しているようです。
しかし、18世紀以降ミャンマーより硬玉が輸入されるようになると、主流は硬玉に変わって行き、現在に至っています。
中国で安価で取引されている翡翠は、軟玉ですが、白く透明感のある軟玉は、硬玉よりも価値が有るとされ羊脂玉として高値で取引されているようです。
『翡翠の種類』でも記しましたが、翡翠に含まれている鉱物の含有量や、不純物などで色が変化していきます。 大きく分けると15色程度になると言われ、半透明・白・桃・ラベンダー・蒼・黒・黄色・橙・赤橙などが有ります。
また、5月の誕生石としてエメラルドと同様に数えられています。